@今日は2-Eの教室in放課後

朱雀高校新聞部部長澤樹玲佳女史から送られてきた校内誌を見ております。


翔子「へえ~、これが朱雀の校内誌なんだ」
このみ「なかなか立派ねえ。記事も充実してるし」
満実「あの澤樹さんって人が送ってくれたんだよね」
日夏里「うん。・・・・ほら、ウチには校内誌ってないから、どんなのですか?って尋ねたら、だったら最新号が出来上がったら一冊送りますよって言ってくれて」
このみ「それが、これなのね」
日夏里「そうだよ。文化祭の時の特集だから、土御門さんの着物姿も載ってるよ」
文化祭・佑介
このみ「・・・・・写真で見てもよく似合っているのよね」
翔子「あははは(^^;)このみ姫ってばまだ言ってる」
満実「でも高校生でここまで着こなせる人も珍しいんじゃないの」
このみ「馨さまはもっと素敵よ」
日夏里「その馨さんは玄人さんだもん。当然だよ;;」

満実「それにしても、あの澤樹さんってきれいな人だったよね。頭も良さそうだし」
日夏里「彼氏もいるってきいたよ。東都の人だって」
満実「なんでそんなこと知ってるの;;」
日夏里「ないしょv」 ←また人のプライベートばらしてるよ;;
翔子「天は二物も三物も与えるんだねえ」
このみ「でも翔子は今別に彼氏ほしくないでしょ?」
翔子「あ、うん。メンドイしね」
満実「・・・ちょっと、いいな」
翔子「満実ってば、この間から少し変だよ~」
満実「そんなことないよ」 ←まだまだお悩み中。

日夏里「そうそうつーさん、この校内誌に載った土御門さんの写真見てどう思った?」
次子「・・・・・特に何も。さすがコンテストに入賞しているだけあって、上手いよ。・・・・ただ」
このみ「ただ、何?」
次子「いや、なんでもない」
(ただ私とは撮る方向性が違うから。・・・・私にはこういう写真は撮れない。彼女の写真は『報道』向けの写真だと思う)
日夏里「・・・つーさんとは違うよね、写真の撮り方が。あたしはつーさんの写真が好きだよv」
次子「・・・・・・。(これだから、日夏里には驚かされるんだよね)」

竹坂桃子「日夏里ちゃんたち、何を熱心に見てるの?」
日夏里「あ、桃ちゃんvあのね、つーさんが送ってもらった朱雀の校内誌をね・・・・」

そう、日夏里が言うと、「朱雀?」との声があちこちから(笑)

弦巻あきら「今、朱雀って聞こえたよ」
このみ「あきらさんたら、デビルイヤーね」
あきら「人聞きの悪い(笑)・・・・橘の声が大きいの。だからほら」

ふと見回せば、クラスのほとんどが寄って来ていたりする(^^;)

山上美緒「なに?また例のキュードー王子が載ってるの?・・・・でも彼にはかわいい彼女がいたじゃないか」
あきら「彼女がいたって、まあ、彼が男前なのには変わりないし」
桃子「みんな、やっぱりアイドル感覚だから」
美緒「ま、そりゃそうだろうけどさ。でも学園祭の時あれだけ見せつけられちゃあ、アイドル視するのもむなしくなるよ」
あきら「まあねえ。なかなかやってくれるな、とは思ったよ」
桃子「そうなの?私は全然見かけなかったんだけど」
日夏里「桃ちゃんは、演奏が忙しかったからね」
あきら「・・・・違うよ。竹坂は彼氏とまわっっていたから目に入ってなかったんだよ」
桃子「あきらさんてば、ばらさないでよ~////;;」
美緒「え、それは初耳♪・・・・・桃子、ちゃんと説明しなさい」
日夏里「桃ちゃん、かわいいもん♪彼氏がいてもおかしくないよ」
あきら「こら。それじゃ私らに彼氏がいないのはかわいくないからだって言ってるようなもんだよ(--#)」
美緒「そうそう」
日夏里「ええ~、そんなつもりないよ~」
次子「・・・・これ、見ないならしまうけど」
美緒・あきら「見る、見る」

次子の手から校内誌を受け取って、頁をめくれば・・・・・。

あきら「わ、着物着てるよ」
美緒「・・・・どっかの若旦那みたい(笑)」
桃子「若旦那って・・・・・(^^;)まあ、そう見えなくもないけど」

そんなこんなで、クラスメイトの手に次から次へと渡っていく校内誌(笑)

日夏里「なんだかんだ言っても、結局みんな土御門さんが好きなんだね」
翔子「・・・・好きというか、単なるミーハー心だよ;;」
このみ「彼女がいてもまだまだこんなに人気があるのね」
満実「・・・・・むなしくないのかな」
日夏里・翔子・このみ「満実?!どうしたの?」
満実「ごめん。あたし、先に帰るね」

カバンを持って教室を出て行ってしまった満実。

日夏里「満実、どうしたんだろ。朱雀に行ってからおかしいよ」
このみ「そうね。何があったのかしら」
翔子「でも満実は何も言わないし」
次子「・・・・言いたくなれば自分から話すよ、満実なら。今はそっとしておいた方がいいと思う」

次子の言葉にうなづく日夏里たち。
日夏里たちのそんな心境とは裏腹に、クラスメイトたちの朱雀の校内誌争奪戦は続いているのでした。

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次の更新は「学園祭」の予定だったのですが、佑介くんの素敵なイラストをいただいたので、それをネタに雑談トークしてみました(^^;)

満実はなにやらお悩み中です。
・・・・・恋の悩み、なんでしょうかねえ。
2008.12.03 / Top↑
約一ヶ月ぶりの「学園祭は踊る」でございます(^^;)
昨日一度前半部のみをアップしたのですが、多少長めですが「第一章」全部アップすることにしました。
少しずつですが、いろいろ動き始めます。

つづきをよむからどうぞ。
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2008.12.05 / Top↑
今日の更新は「学園祭」ではなく、またもやちょっとしたささいな出来事のお話です。
ま、期末試験が近いのでそのお勉強会ですわ(笑)

ちなみに航くんは超スパルタです笑)

ではではつづきをよむからどうぞ♪
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2008.12.08 / Top↑
今日の更新も「学園祭」じゃありません(^^;)

え~、近頃すっかり佑介くんがかわいくなっているこーさんがとあるトンデモなものをプレゼント(といっていいのか;;)する話です。(時期的には11月の終わり頃です)
実はかなり前に仕上がっていて、蔵出ししてきました。(手直しは結構してます)

純な乙女は読まない方がいいかな(爆)

ワタシは乙女じゃないから大丈夫!(笑)という方はつづきをよむからどうぞ。
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2008.12.10 / Top↑
今日もまたもや「学園祭」じゃありませ~ん(爆)
・・・・・ごめんなさいです。

前回アップした、「大事なことです」のアンサーSSというか、対になるお話です。
佑介くんの疑問をやっと解消させてあげることが出来ました。

これで蔵出し完了です(笑)
さ~、「学園祭」と溜まっているネタを(Kさん、ごめんです)さくさく消化せねば。

と、いうことで、つづきをよむからどうぞ♪
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2008.12.12 / Top↑
先に謝ります、今日も「学園祭」じゃありません(--;)
え~と、咲子の告白話です。
こーさんに剣道復帰するにあたって、どうしてやめたのか話しました。
その流れから、一生言うつもりになかったことを咲子は告白します。
結果・・・・・・・。

ものすご~く、甘ったるい話になりました(^^;)

覚悟してお読みください(笑)

ではではつづきをよむからどうぞ。
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2008.12.15 / Top↑
@いつものカフェテリア

日夏里「ねえねえ、今年のクリスマスはどうするの?」
翔子「・・・・まだ中間も終わってないのに、クリスマスの話?(^^;)」 ←明日から後期中間試験です(爆)
日夏里「いいじゃんよ~。終わったあとの楽しみがないと乗り越えられないもん!」
このみ「あら。つーさんにずっと勉強をみてもらっていたのは、楽しくなかったの?」
日夏里「それはすっごく嬉しかったけど、クリスマスは別」
翔子「まあねえ(笑)・・・・・今年もウチ来る?」
日夏里「うん!・・・・・って、あたし25日弓道の試合だった~」
このみ「クリスマスにあるの?それはつまらないわねえ」
日夏里「正確には25,26になんだけどね。・・・・そういえば朱雀もエントリーしてたよ。つーさん、土御門さんを撮りに来る?」
次子「あ、まあ、そうだね」
「残念でした。その試合、土御門くんは出ないんだ」 ←練習に行く前に、何か食べておこうと寄った都。
日夏里「え、なんで?」
「その日、彼は彼女とUSJに行くんだな、実は」
翔子「・・・・・USJって大阪・・・・・。日帰り、だよね?(^^;)」
このみ「うふふ、わからないわよ?」
翔子「このみ姫~;;」
このみ「あら。恋人同士ですもの。普通でしょう」
「涼原さんって、意外にくだけてるんだね(^^;)・・・・そう、お泊りだよ」
このみ「ま。大胆ね(^^)」
翔子「・・・・・やるときゃ、やるんだなあ。あ~んな、そんなことキョーミないって顔してんのに」
日夏里「翔ちゃ~ん;;」
翔子「あ、でも学園祭の時にいろいろ見せつけてくれてたし。そうでもないのか」
「告白するまでに時間かかってるから、いろいろ我慢してたんだよ(笑)・・・・でもそのUSJ行き、ふたりっきりじゃないから」
翔子「なあんだ」
日夏里「・・・・翔ちゃんって、土御門さんキライなの?」
翔子「え?そんなことないよ。関心ないだけだよ」
「翔ちゃんらしいというか(^^;)・・・・・栞ちゃんのお姉さんの家族も一緒に行くんだって。・・・・って、遅刻しちゃうよ;;じゃ、またね」

と、試験前日であっても全日本の試合が控えているので、しっかりと練習がある都はリンクへ。

翔子「都ちゃんも大変だ。・・・・・しかし、お姉さん達が一緒って、監視?(笑)」
このみ「どちらの意味でかしらね。ふふふv」
日夏里「このみ姫、面白がってない?;;」
このみ「そんなことなくてよ。でもせっかくのクリスマスなのにねえ」 ←絶対、面白がってます(爆)
満実「・・・・そうだね。オトコとしてつらいとこかも(笑)」
日夏里&翔子&このみ「満実?」
満実「ん、どしたの?」
翔子「い、いや。なんだか、満実らしからぬ発言をきいたような・・・・。つーか、元気だね;;」
満実「ごめんね、心配かけて。もう大丈夫だから」
日夏里「?・・・・・満実、なんだか、変わった」
このみ「そうね。雰囲気がやわらかくなったわ」
次子「・・・・・悩み事は解決したようだね」
満実「みんな、ありがと。・・・・・あのね、みんなでクリスマスパーティするなら、23日にしない?」
翔子「それは、まったくかまわないけどさ。日夏里も試合があるっていうし・・・・・・。え。満実、もしや」
このみ「あら、そうなの?」
日夏里「そうなんだ♪」
満実「・・・・・うん」 ←満実、真っ赤です。

翔子「いや、めでたい。・・・・でもいつの間に?」
このみ「うふふ、ちゃっかりさんね。・・・・でも、おめでとう。よかったわ、満実が元気になって」
日夏里「おめでと~♪ねえねえ、どんな人?」
小夜子「それはワタシが説明しましょ」
日夏里「小夜ちゃん!・・・・・え、なんで小夜ちゃんが?」
小夜子「伊山さんの彼氏はワタシの兄だから」
日夏里&翔子&このみ「!」
翔子「・・・・小夜ちゃんのお兄さんって、確か超シスコンじゃなかったっけ?;;」
小夜子「ま、そうなんだけど。・・・・でも伊山さんは別格なんだよ」
日夏里「わ~、満実すごい♪」
このみ「うふふvじゃあ、23日のクリスマスパーティではいろいろ聞かせてもらわないとね」
翔子「そーだ、そーだ」
日夏里「楽しみだな~。はやく試験終わらないかな」
次子「・・・・そんなに浮かれて、明日は基礎解析からだぞ」
日夏里「つーさんのいじわる!」

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満実のお悩み判明しました(笑)やっぱり恋の悩みだったんですね(^^;)
お相手はちょっと意外?

くわしいなれそめなどは23日のクリスマスパーティで。
まずはみんな試験がんばりましょう(笑)

ええと、佑介くん。くしゃみでなかった?(爆)
2008.12.16 / Top↑

無事中間試験も終わり、昨日から冬休みに突入。
翔子の家でやろうといっていたクリスマス・パーティは翔子の弟の方が先に予定に入っていたので、急遽日夏里の家でやることになったようで・・・・・。
日夏里は駅まで迎えに行き、みんなでぞろぞろと歩いていた。

翔子「ほんとに、うちのバカ弟がさ~。ごめんよ、急に」
日夏里「ううん。大丈夫♪お母さんがすっごく喜んで、昨日からはりきって料理作ってたよ(笑)」
このみ「日夏里のお母様、お料理上手だものね」
満実「そうそう。夏休みの時もおいしかった~」
日夏里「そうかなあ~。フツーだよ」
次子「・・・・毎日食べているから、有りがたみが少ないんじゃないか」
翔子「言えてる(^^;)」
日夏里「つーさんも翔ちゃんもひど~い」

駅から五分と近いので、あっという間に到着。
玄関を開けると・・・・。

雪也(ゆきなり) 「こんにちは。みんなようこそ」
七星(ななお) 「お~、よくきたな。あがれ、あがれ」

日夏里の25歳(雪也・社会人)と21歳(七星・大学3年)の兄ふたりが立っていた。

日夏里「・・・・なんで、おにーちゃんたちいるの?さっさとデート行きなよ」
雪也「・・・・・大人のデートは夜なんだよ」とに~っこり。
七星「おまえ、嫌味か。俺はふられたばっかだ!」とじと目(^^;)
すみれ「雪も七も邪魔!寒いなかみんな来てくれたのに。・・・・さ、はやくあがってね」

母のすみれが雪也と七星を押しのけて、挨拶(笑)

翔子「あはは。こんにちは、おばさん♪」
すみれ「翔子ちゃん、こんにちは」
このみ「おばさま、こんにちは。おじゃまします」
すみれ「こんにちは。このみちゃんは、いつも美人さんねv」
このみ「ま。おばさまったら(^^)」
満実「こんにちは。今日はありがとうございます」
すみれ「満実ちゃん、こんにちは。・・・・日夏里から聞いたわよ。おめでとう」
満実「え//////;;あ、ありがとうございます」
次子「・・・・こんにちは」
すみれ「こんにちは。・・・・ね、次ちゃん、また男っぷりあがってない?」
次子「え~と;;」
日夏里「おかあさんもそう思う?(^^)」
すみれ「ええ♪だって、また素敵になってるんですもの~v」
日夏里「つーさんは、いつだって素敵だよ」
雪也「・・・・・・次子ちゃん、困ってるよ?(^^;)」
七星「ひーもおふくろもいいかげんにしとけ(--;)」

なんだかんだと、やっとみんな居間へ(笑)
猫3匹が悠然とソファを陣取っていた。
長毛種ほどには長くはないが、でも柔らかくて白い毛足のヒコとヒメの兄妹と焦げ茶のトーティ・シェルの雌猫・ジュリだ。
ヒコは大人しく、ブルーとゴールドのオッド・アイでヒメはブルー・アイズの元気のよいおてんばな猫。ジュリは綺麗なカーマインの瞳の人見知りが強い甘えん坊で、ヒコとつがいであった。

日夏里「ヒコ・ヒメ・ジュリ、ただいま~vv」 ←と、三匹にすりすりとほおずり(笑)
このみ「ほんとに、猫好きなのね」
日夏里「うん♪・・・でも一番はつーさんだよ」
次子「・・・・・;;」
すみれ「素直な子ねえ。・・・さ、みんな座って♪どんどん運んでくるから、たくさん食べてね」

日夏里の母・すみれの腕をふるった食べ物も一通り食べ、プレゼント交換もし、このみ姫の作ってきたケーキをいただきつつ、話題は・・・・・・。

翔子「さて、満実」
このみ「そうね。そろそろ・・・・」
日夏里「聞きたいなあ、彼氏のこと♪」
満実「・・・・・みんなして;;」
翔子「だって、聞きたくてたまらなかったんだからさあ」
このみ「満実、ずっと元気なかったしね」
日夏里「元気の素(笑)、どんな人?」
次子「・・・・・ゆっくりでいいよ」
満実「ありがと。・・・・・あのね」

と、満実は少しずつ話し出す。
そもそもは、ネットの天文関係のサイトで知り合って、そのサイトのオフ会が「都内プラネタリウム巡り」であったのだ。

翔子「だから、満実ってばサンシャインのプラネタリウムの投影時間も知ってたんだね」
満実「うん」

天文ファンの年代は幅広い。
年上の人とも年下の人とも話はするが、やはり同年代の方が話が合う。そんな中のひとりが小夜子の兄の春彦だった。
小夜子いわく「空手ばか」の春彦だが、小学生の頃から望遠鏡で星空をのぞく「天文少年」でもあったのだ。

このみ「いつ頃知り合ったの?」
満実「う~んと、高校入ってからかなあ。ネットは中学の時は使わせてもらえなかったし」
翔子「全然、そんな兆しなかったのに~」
満実「だって、最初はホントにただの仲間だったから」
日夏里「じゃ、いつから意識し始めたの?」
満実「それは・・・・・」

春彦の同い年の妹が翠嵐に通っていると知り(小夜子と満実は同じクラスになったことはない)、他の仲間よりは話す機会が多くなった。
そんな風に付き合っていくうちにたまにふたっきりで会ったりもしていたので、満実は思い切って学園祭に来ないかと誘ったのだ。自分は天文部に入っているのもあったから。
春彦は驚いたが、ひとりじゃちょっと恥ずかしいから幼馴染も誘っていいかと返事をした。

満実「てっきり、男の子を連れてくるものだと思ってたんだ。そしたらね・・・・」

春彦が連れてきたのは、目のぱっちりとした美少女だった。
当然小夜子とも幼馴染で、春彦と同じ高校に通っていた。

このみ「それが、ショックだったのね?」
満実「そう。・・・・特別ちゃんとした言葉を言ってもらっていたわけじゃなかったけど、オフ会以外でも会ってたりしてたから、もしかしてって心のどこかで勝手に期待していたの」
日夏里「そっか・・・・。つらかったね」
満実「うん・・・・。でも勝手にこっちがそう思っていただけだから・・・・」
翔子「で、誤解が解けたのはどうして?」
満実「雪谷さんが、間に入ってくれたの」

そもそも、本来なら学園祭にはその幼馴染の恋人も来るはずだったのだ。
その幼馴染の恋人は春彦の親友で、親友から「いいかげん、コクれ!」とせっつかれていたくらいだった。
だから、招待してもらった学園祭はチャンスだと思っていたのだ。
なのに、その親友はひどい風邪を引いて行かれなくなり、誤解の素となった幼馴染は妹の小夜子に会いたいから来たに過ぎなかったのだった。
でも、幼馴染を紹介した時の満実のショックを受けた表情が脳裏に張り付き、その後連絡を取っても会うことを断られ、春彦は見るも無残に落ち込んでいった。
そんな兄の様子に耐え切れず、小夜子は幼馴染やその恋人(小夜子ももちろん友人)からいろいろ聞き出し、最後には「オトコなら、決める時は決めろ!」と兄の尻をたたいた。
ちょっとばかり、満実に兄の落ち込んでいた様子を話したことは内緒にして。

日夏里「小夜ちゃん、オトコマエだなあ~」
満実「雪谷さんには感謝してる。・・・・あたしもちょっと意固地になってたし」
翔子「え~。満実は悪くないよ。なんでもはっきり言わない男がいけない」
このみ「そうね。満実の気持ちはわかっていたんでしょうから」
七星「・・・・・オトコも大変なんだぜ」
日夏里「七にいちゃん、何聞いてんの(--;)」
七星「いや、俺『朴念仁』って言われてふられたからさあ。女の子の気持ちをちょっと・・・・・(^^;)」
日夏里「七にいちゃんは、言葉足らずなんだよ」
七星「でも兄貴みたいに口がうまいのもなあ」
雪也「・・・・七、何か言ったかい?」
日夏里「雪にいちゃんは、フェミニストだよね」
雪也「女の子はみんな素敵でかわいいからね」
七星「ほら、口がうまいじゃねーか」

翔子「日夏里のとこは、ほんとに家族、仲がいいねえ」
このみ「そうね。お母様も楽しいかただし」
翔子「つーさんとの仲も公認しちゃうし(笑)」
このみ「あら。それはつーさんのとこもでしょ?(笑)」
次子「ち~が~う;;・・・・勝手いってろ、もう;;」
このみ「照れなくてもよくてよ」
翔子「そうそう」
次子「だから」
このみ「だって、つーさんの日夏里を見る目って、あの土御門さんが彼女を見てる目と同じよ。わかってて?」
次子「う;;」
翔子「あ、でもこのみ姫も似たようなもんだよね」
このみ「日夏里は私のオアシスですものvかわいいから当然だわ」
翔子「・・・・・あたしも同じかなあ。日夏里見てるとほっとするよ」
次子「日夏里は・・・・真っ直ぐだから。明るくて、天真爛漫で・・・・・って、その目つきはなんだ;;」
翔子「おのろけ、ありがとう♪」
次子「なっ・・・・・;;」
このみ「少し、自覚しなさいね。それと、つーさんでも日夏里を泣かせたら承知しなくてよ」
次子「このみ姫、それは・・・・」
このみ「大学のこと、言ってないのでしょう?」
翔子「まだ、決めかねてるの?」
次子「それも、ある。・・・・ただ・・・・」(あの、真っ直ぐな瞳で見つめられると、何も言えなくなって)
このみ「仕方ないわね。先延ばしすると、あとで痛い目にあってよ」
次子「そうなったら、甘受するから」

日夏里「つーさんたち、何話してるの?」
このみ「うふふ、さっきもらったプレゼントのことよ」
日夏里「あたしのこのみ姫にあたったんだよね。気に入ってくれた?」
このみ「もちろんよ」
翔子「そうそう、このあとなにやろうか。ウノやる?」
日夏里「賛成♪」


みんなそれぞれに、素敵なクリスマスがおとずれますように。

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今回は雑談とSSの中間みたいになっちゃいました。
次は・・・・・「学園祭」かなあ。

微妙に直しました(^^;)
2008.12.23 / Top↑
今夜の更新は、またもや「学園祭」ではありません(^^;)

え~とおなじみの毬さんとこのオリキャラブログ「佑遊草子」で連載中のクリスマスネタ「天使のくれた奇跡」の「あだると」バージョンでございます。
もちろん、うちのあのふたりで、ですわ(笑)

またもや「あだると」度がアップしておりますので(爆)、のー・ぷろぶれむな方のみつづきをよむからどうぞ。
読後の苦情・文句などは一切受け付けませんので、あしからず。

... 続きを読む
2008.12.24 / Top↑
翠嵐メンバーズ、それぞれのクリスマスをちょっと公開。

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都内大型書店@待ち合わせ

このみ「待ったかしら?」
翔子「ぜ~んぜん。このみ姫時間正確だしね」
このみ「翔子がルーズすぎるの。・・・・・でも今日は先に来てたのね」
翔子「家にいてもつまんないしさ。かあさんもとうさんもいないし、智志(さとし)も」
このみ「お母様たち、相変わらず?」
翔子「まあねえ。も、別にいいんだけどさ。・・・・このみ姫は?」
このみ「・・・・今日、お見合いだったのよ。もう最悪。翼(つばさ)と旭(あさひ)がいなかったら抜け出せなかったわ」

翔子の弟とこのみの弟ふたり(双子)は中学二年生。同じ男子校に通っている。

翔子「そっちも相変わらずだね(^^;)でも姉ちゃん思いの弟くんたちでよかったじゃない」
このみ「まあ、ね。・・・・・ところで今日つーさんは?」
翔子「日夏里の試合見に行くってさ」
このみ「あら。少しは目覚めたのかしら」
翔子「どーだろね(^^;)・・・・なんにせよ、今日はクリスマスだからいいんでない?」
このみ「・・・・そうね、クリスマスなのよね。女ふたりで過ごす(笑)」
翔子「あたしじゃ、ご不満?(笑)」
このみ「そんなことなくってよ。女ともだち、最高じゃない(^^)」
翔子「それはよかった♪・・・・・じゃ、ケーキ・バイキングへレッツゴー!」

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都内某イルミネーション付近@待ち合わせ

満実(・・・・・おかしくないかな、この服で)

今まで何度もふたりきりで出かけてはいたけど、これまではただの「友達」だった。
今日はいわゆる互いの気持ちを確かめ合い、「恋人同士」になってからの初デート。

満実(もう、来るかな。春彦くん。・・・・なんだか、逃げ出したい;;)
春彦「満実ちゃん?」
満実「え?春彦くん;;どこにいたの」

春彦はあそこと満実の立つ位置から数メートル離れた斜め前を指差す。

満実「ええ~。全然気が付かなかった(^^;)」
春彦「満実ちゃん、百面相してて、面白かった(笑)」
満実「おもしろいって・・・・・ひど~い。声かけてくれればいいのに;;」
春彦「うそうそ。・・・・・かわいかったよ」

と、春彦はにっこり。満実は真っ赤になった。

春彦「さ、行こうか。映画の時間に遅れちゃうし」

そう言って差し出された手をまじまじ満実は見つめてしまう。

春彦「満実ちゃん?」
満実「・・・・う・・・ん、そうだね」

とまどいつつも、その手を握った。

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大会@試合後

恵美「そんな落ち込まなくて、いいから」
朝葉「そうですよ。あれ、日夏里先輩のせいじゃないですよ」
日夏里「めぐちゃんも、朝葉ちゃんもありがと。でもやっぱり・・・・。せっかく朔耶先輩とか侑那子先輩ががんばってくれたから出場できたのに、申し訳なくて」
恵美「日夏里・・・・」
日夏里「しかもあたし副部長なのに、全然腕が伴わなくて、情けない」
朝葉「そんなことないですよ。日夏里先輩が練習熱心でがんばってるの、みんな知ってますから」
日夏里「・・・・・でも練習が実になってないんだもん。やんなっちゃうな」
恵美「日夏里は、タイミングが合ってないだけだよ?所作はずば抜けて綺麗で上手いんだからさ。・・・・って、あれ次子女史だ」
日夏里「ホントだ・・・・。どうしてかな。今日土御門さん出てないのに」

恵美が指差す先を見ると、会場の出口付近に次子が立っていた。
恵美と朝葉は顔を見合わせてうなづく。

恵美「日夏里の応援に来てくれたんじゃないの?仲いいんだし」
朝葉「そうですよ。・・・・わたしたちはわたしたちで帰りますから、日夏里先輩は晴田さんと一緒に」
日夏里「そういうわけにはいかないよ。・・・・反省会しなきゃ」
恵美「いい、いい、そんなの。もう、いつもノーテンキで明るいあんたのそんな顔見てらんないの!とっとと次子女史のとこ行きなさい」

そう言って、日夏里をぐいっと押す恵美。次子も日夏里たちに気が付いたようで、こっちに向かっていた。

日夏里「めぐちゃん、でも」
恵美「じれったい子ねえ~。今日はクリスマスでしょ。次子女史とらぶらぶしてきなさい(笑)」

そうこうしているうちに、次子がやってきて。

恵美「次子女史、この子頼むわね。じゃ、私たちはこれで」
朝葉「日夏里先輩、さようなら。・・・・晴田さんも」
日夏里「めぐちゃん、朝葉ちゃん・・・・」

会場のロビーも人が少なくなっていた。

日夏里「つーさん・・・。今日はどうして?」
次子「・・・・日夏里たちを撮りに来たんだけど」
日夏里「23日にそんなこと一言も言ってなかったよ?」
次子「確定してなかったから。・・・・・がんばったね」
日夏里「・・・・つーさん・・・・・・・・・」
次子「ばか、泣くな」

そう言って、自分の右肩に日夏里の額がつくような感じに引き寄せた。
そのまま右手で日夏里の頭をぽんぽんと二度三度かるくたたいて。

次子「あれは誰のせいでもない。だから・・・・泣かなくて、いい」
日夏里「でも。・・・・でも・・・・」
次子「ちゃんと、見てたよ。・・・・・・・明日、出かけよう」

ベスト16までに残らなかったので、翌日試合はないのだ。

日夏里「・・・・どこに?」
次子「どこでも。好きなところに」
日夏里「・・・・・う・・・・ん」
次子「じゃあ、決まり」

しばらく、日夏里の気持ちが落ち着くまで次子はそのままでいた。

日夏里「つーさん、ありがと」
次子「・・・・たいしたことじゃない」
日夏里「ううん、そんなことないよ。・・・・大好き。・・・・いつでも、ずっと」

泣き止んで、いつもの笑顔をむけていつもの言葉を言う日夏里。
次子にそくされて、やっと会場をあとにしだす。
小声で「ありがとう」と言った次子の言葉は日夏里には聞こえなかった。

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このみ姫と翔子は結構おうちが複雑です。
学校では明るくてそんなとこ見せませんが、いろいろ思うところはあるんですね。
弟くん同士が同い年で同じ学校に通っているのもあり、このふたりはこのふたりだけの結びつきがあったりします。

満実はクリスマスに初デートです。
ずっとどきどきしっぱなし。
春彦はもっと硬派な筈だったんですが・・・・・(^^;)おかしいなあ(爆)

日夏里はクリスマス・パーティで言っていたように、25日は弓道の試合。
この試合・・・・東日本大会は、東京都予選団体上位2チームが出られます。(男子女子それぞれ)
朔耶嬢と侑那子さん、がんばったようです。
でも3年生は翠嵐でももう引退で、本選では2年生1年生が中心。
がんばったけど、上位進出は出来なかったんですね。それを日夏里は自分のせいだと思っているわけです。(彼女の最後の一射が当たっていれば、可能性が高かったから)

ところで、つの字の行動はまるっきり「彼氏」ですねえ(笑)・・・・・70%くらい実話なんですが(^^;)
ほんっと、自覚ないんだな(爆)
2008.12.25 / Top↑
連日アップも4日目です(^^;)一応、明日までは続く予定なんですが、どうなることやら(笑)

今日の話は、まあ「オトコノコは大変」って感じの話です。
それとワタクシの剣道のお師匠様・ままさん剣士Kさんから聞いた衝撃的なお話もネタ(笑)として入っております。

昨日までとは雰囲気ががらりと変わってます(笑)
それでも読んでみよう、と思う方は、つづきをよむからどうぞ。
... 続きを読む
2008.12.26 / Top↑
連日アップ最終日は、日夏里の友人でもあり、栞ちゃんの小学校時代からの友人でもある徳成 都ちゃんのお話です。

都ちゃんはフィギュアスケートのジュニアの強化選手でもあります。
全日本ジュニアで3位に入り、特別推薦でシニアの全日本への出場が決まりました。

全日本女子フィギュアフリーの日の今日に合わせてのアップです。
つづきをよむからどうぞ。
... 続きを読む
2008.12.27 / Top↑
多分、今年最後の更新です。(だと思う^^;)

この忙しい時期にこーさんはお休みをもぎ取って(笑)、咲子や芙美、そして佑介くん&栞ちゃんと大阪に行ってきましたが(このあたりのお話は、毬さんちのオリキャラブログ「佑遊草子」「天使のくれた奇跡」でどうぞ♪)翌日風邪を引いて発熱してしまいました(^^;)
ま、そのことについての夫婦の会話です(笑)
想像力を駆使して、お好きなだけ深読みしてみてくださいね~(大爆)


さてさて、一年間ボンノーのおもむくまま書き散らして参りましたが、おつきあいくださってほんとうにありがとうございましたv
来年もきっと同じように暴走していくと思います(爆)
あきれず、なまあたたか~く見守っていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします♪
ではでは、みなさま良いお年を。



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2008.12.29 / Top↑