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今夜の更新は、またもや「学園祭」ではありません(^^;)

え~とおなじみの毬さんとこのオリキャラブログ「佑遊草子」で連載中のクリスマスネタ「天使のくれた奇跡」の「あだると」バージョンでございます。
もちろん、うちのあのふたりで、ですわ(笑)

またもや「あだると」度がアップしておりますので(爆)、のー・ぷろぶれむな方のみつづきをよむからどうぞ。
読後の苦情・文句などは一切受け付けませんので、あしからず。




毬から好きなところで見てくださいといわれ、絋次と咲子は見る場所を決めるべく歩いていたはずなのだが・・・・。

「抜け出すぞ」
「え?」
メインのステージが始まるららしく、一度ステージのあるエリアが暗転した。
その暗転が合図だったかのように、絋次は咲子の腕を掴み腰に手を添え、そのまますたすたと歩き出したのだ。
「ちょ、ちょっと、こーさん。どこに行くの?」
これから始まるクリスマスステージを見るためにここに来たのではなかったか。
「ホテルに戻る」
「どうして?」
ステージのライトも光がつきはじめ音楽も聴こえてきて、いよいよステージが始まるようである。
咲子は周りを見回すが、自分達のように出口へ向かう者は誰もいなかった。
「どうしてもだ」
「それじゃわからないわ。・・・・だって、芙美を預けているのに」
佑介や栞を大阪へ招待してくれた毬が、「たまには恋人気分でどうぞ」とばかりに芙美を預かってくれているのだ。
「・・・・・あとで連絡する」
「でも」
「・・・・・これを見ているより、俺は、おまえと愛し合いたいね」
「!」
「そう、おまえと・・・・」
情熱の炎を宿した瞳でじっと見つめられ、告げられる。
咲子はその炎が自分を包みこんでしまうかのように感じた。
「・・・・だって、そんな・・・・」
もうそれ以上言葉を続けられなかった。


ホテルに着いて部屋に入るなり、絋次はドアに咲子を押し付けた。
「やだ、こーさん。ちょっと待って」
押しのけようと咲子は両手で突っ張るが、絋次のからだはびくともしなかった。
咲子の抵抗などものともせずに、首に巻いてあるスカーフをほどいて床に落とし、深いワインレッド色のコートのボタンを次々と手際よくはずしていった。
「・・・あ、もう。・・・・・ね、お願い。せめてベッドに」
「待てない」
「ばかばか!こんなところじゃ、やだったら!・・・・んっ」
当然の文句を言う咲子の唇を絋次はふさいだ。
歯列を割って舌を侵入させ、咲子の舌を探しからめとった。
「・・・ん、ん」
息をつく間もないほどに口内を侵し、黙らせる。
だがそれでも咲子の抵抗はなかなかやまないので、絋次は咲子の足の間に己の右足を差し入れよりからだを密着させて押さえつけたのだった。
(あ・・・・)
右の腿に感じる、絋次の熱。自分を強く欲しているからこその、熱い昂ぶりだ。
咲子のなかでもなにかがざわめきはじめていた。

そっとふれるだけのくちづけをする。
やさしく、やわらかく。
そのままく唇をゆっくりとずらし、喉のくぼみ、鎖骨とくちづけ、さらにすべり降りて、ターコイズブルーのニットのスクウェアネックからのぞく、やわらかなふくらみの谷間に所有の赤い印をつけた。

絋次は手のひらで咲子の左足を膝下から撫で上げながら、一緒にロングスカートの裾もめくり上げていく。
咲子のしなやかでなめらかな脚が灯りにさらされた。
黒い色のストッキングをはいてはいるが、ガーターベルトで止めているため、そのストッキングの覆われていない腿の上の部分の肌理細やかな肌の白さが際立っていた。
「・・・・ガーターだ。・・・・・いつもはつけないよな?」
くすりと笑いながら、そのガーターのあたりを指でなぞる。
咲子は頬を染め、自分をじっと見つめている絋次から視線をそらした。
「・・・だって・・・・」
「・・・・・たまにはいいさ。色っぽくて」
さらにつーっとガーターの上のつややかな肌の部分を撫でると、ぎゅっと絋次の腕を掴む咲子の手に力が入った。
それからゆっくりと腿の内側に手を進める。
華やかでありながら、上品なレースの黒が目に留まった。それは絋次にとって見覚えのないものだった。
「黒い下着なんて持っていたか?」
「・・・・・買ったの」
恥ずかしそうに、小声で咲子は言う。
せっかくのクリスマス。
佑介たちのお邪魔虫ではあっても、久しぶりの絋次との旅行だ。咲子だっていつもとはちがう気分を味わいたかった。
そして、本当ならこんな風にではなく、娘の芙美を寝かしつけた後に、ゆっくりとこれらを着ている自分を見せたいと思っていたのだ。
でも。

「嬉しいよ。よく、似合ってる。・・・・・・じゃあ、上もそうなのか」
と、頬にやさしくキスをして、やわらかなニットの前ボタンをひとつふたつとはずし始めた絋次のこの言葉を聞いて、もうそんなことはいいと思った。
見せたい、と思った相手が喜んでくれたのだから。
・・・・だから咲子は、ボタンはずすその手をもはや止めようとは思わなかった。

あらわれたのはあざやかなターコイズブルーの中からのぞく、繊細な黒いレース。咲子の白い透き通った肌によく映えていた。
そんな艶かしい色の対比を思う様に見せ付けられては、とても昂まる熱情を抑えることは出来なかった。


「あっ」
絋次は咲子のしなやかな左足を抱えあげ一気に貫いた。
少し性急過ぎたかと思ったが、咲子のなかはすでにあたたかで甘やかな蜜があふれており、なんなく絋次自身を受け入れた。
「ん。・・・あ、ん・・・」
絋次が動くたびに漏れる、切なげな吐息。
その吐息にまた煽られ、よりいっそう動きは激しくなる。
「んんっ。・・・・あ、あ」
いつもとはちがう体位のせいか、結合が深い。
奥まで激しく突き入れれば、なかはきゅうっと収縮し、熱い猛りにとろとろとまとわりからみついた。

「・・・・だめだ」
「・・・・え・・・・」
絋次はぽつりとつぶやくと、咲子の右足も抱え上げてから、あらためてそのからだを抱きかかえた。
官能の波に漂いはじめていた咲子は、ふっと我に返らされた。
「や、やだ。どうするの」
咲子の長いスカートに隠されているけれど、絋次自身は熱い猛りを持ってまだ咲子のなかにおさまったままなのだ。
絋次はそれには答えず、足早にベッドまで移動し、抱え込みながら咲子をそっと降ろす。
両手を咲子の両脇に置き少しからだを離して、赤くなりながらも自分をじっと見上げる咲子を見下ろした。
「・・・・こーさん?」
「・・・・あのままじゃ、俺が、もたない。・・・・おまえのなかは気持ちよすぎる」
いったん言葉を切り、ふっくらとした桜色の唇にくちづけ、ほんの少しだけ唇を離して、至近距離でこう言った。
「・・・・ほら、いまだって俺にからみついて、締めあげるじゃないか・・・」
絋次の言葉の意味することを悟り、咲子はさらにかっと赤くなった。
「・・・・もう・・・・・ばか」

ふたたび、だが今度はゆっくりと動き始めた。
じんわりと静かに欲望が昂まってくる。
抜き差しを繰り返しながら、黒いレースに包まれたやわらかな乳房を揉みしだくと、小さな頂が主張し始めた。
絋次は咲子の背中に手を回し、ブラのホックをはずして肩紐を滑らせた。
あらわれた蕾にくちづけ、そのまま口に含んで舌でころがすようにして舐める。
「あ。・・・・あ、ん。・・・んん」
咲子の表情にさらなる歓喜があらわれる。
もっと官能を昂めようと、からだの間に手を差し入れ、親指でしっとりと潤われた花芽を撫でさすった。
「やっ。いや」
咲子のからだがびくっとしなやかにはねる。
絋次はさらにあふれる蜜をすくい、円を描くように親指を動かした。
「んっ。・・・いや、やめ・・・て・・・」
「・・・・本当に、やめていいのか?」
耳元にささやきかけるが、咲子は浅い呼吸を繰り返しながらなにも答えない。
「・・・・意地っ張りめ」
くすりと笑って、あとは思う様咲子を責め抜いたのだった。


床に落とされていたバックから、携帯の着信音が聴こえてきた。
その音で、絶頂に達し意識を手放していた咲子は目を覚ます。

「・・・・や、やだ。しーちゃんかしら;;」
芙美を預けていることもあって、あわてて電話に出ようとするが、まだ絋次は咲子の上に乗っかっていて、しかも自身を咲子のなかに入れたままの状態でいたのだ。
そのことに気が付き、咲子はぽっと赤くなる。
「・・・・こーさん」
「なんだ」
「ね、その、電話に出たいんだけど・・・・」
「またかかってくるだろ」
「そうじゃなくて;;」
いまだつながったままであたふたとする咲子に絋次はにやにやと笑っている。
「・・・もっと気持ちよくしてやるつもりだったのに、おまえが達しちゃうからな・・・・」
「ばかっ!!」
ベッドの上の枕を掴み、咲子は思いっきり絋次にぶつけた。


結局のところ、着信音が鳴っている間には電話に出ることは出来なかった。
今更あわててもどうしようもないので、咲子は絋次の手によって乱された衣類を整え、ある程度落ち着いてから、ベッドの端に座りかかってきた番号へかけ直した。
画面に表示されている番号から察するに、どうやら栞ではなく芙美を預かってくれている毬からのようである。
呼び出し音が二度三度鳴り。
『はい』
相手が出た。
「あ、毬さん?咲子です」
やはり栞ではなく毬だった。
『・・・・・どないしました~?待ち合わせ場所にいなかったんで探して・・・・』
「ごめんなさい、連絡が遅くなっちゃって・・・・・・。・・・あの、その、ちょっと気分が悪くなったから・・・・それで・・・・」
どうにも歯切れが悪くなってしまうのは否めない。
『あちゃ~、そらあかんわ。大丈夫ですか?』
「・・・・ええ、もう」
それから、“芙美を預かってくれていてありがとう”と続けようと思っていたのだが。
「・・・ちょっと、やだ、こーさん;;」
電話をしている咲子のうなじに絋次はキスをしたのだ。いたづらな左手が背中を撫で下ろす。
咲子はあわてて送話の方を手で押さえたが、どう考えてもしっかりと聴こえてしまっているだろう。
『・・・・ええと、食事が取れるようやったら、レストランで落ち合いましょう。・・・・それまで芙美ちゃんはちゃんとお預かりしてますんで』
それで電話は切れた。
真っ赤な顔をして、その通話の切れた携帯をまじまじと見る咲子。
(絶対、ばれてるわよね。これ;;)
どんな顔をして食事の時に会えばいいのか。
いくら親しくなったとはいえ、毬とは今日会ったばかりなのに。
「電話終わったか」
携帯を取り上げ、咲子を自分の方にむかせる絋次。その絋次を咲子はきっとにらみつけた。
「終わったか、じゃないわよ。・・・・もう、もう完全にばれてるわよ!」
「なにが」
あっけらかんと答える絋次に咲子はぐっと言葉に詰まる。
「・・・・・今日はクリスマス・イブだろう?誰も野暮なことは言わないさ」
そう言うと絋次は咲子をベッドに押し倒した。

「こーさん;;」
「なんだ」
せっかく衣服を整えたのになんでまた自分はベッドの上になんか押し倒されているのだろうか(笑)
「なんだじゃなくて、もうすぐ食事だから」
「だから?」
まったく咲子の言うことなど聞いていないようで、すでに絋次の手はめくりあがったスカートのからのぞくやわらかな腿を撫でていた。
「だから、行かなきゃ・・・・」
悪戯な手はあっという間に中心へと向かい、黒いレースの端からすっと手を忍び込ませ茂みの感触を楽しんだ後、つっと中指をすべらせた。
「・・・あ、・・・や・・・だ・・・・」
まだ泉の潤いは涸れておらず、しっとりと指にからみついた。
さらに指をふやし、蜜のあふれる奥へと差し入れ、ゆっくりと出し入れをする。
間を置かずに甘く艶やかな吐息があがりはじめ、絋次を離そうと絋次のクリームががった白のオフタートルのセーターを掴んでいた力が弱まった。
「・・・・また、俺を受け入れてくるか?」
熱のこもった声でささやきかけられる。
「瞳(め)を開けてくれ・・・咲子」
からだの芯がしびれてしまいそうになる声。
咲子はゆっくりと瞳を開いた。
自分を優しく見つめる絋次と目が合う。
「もっと、おまえがほしいんだ」
こんなにも求められてはあらがえられない。
咲子は押し寄せる官能の波にのまれながら、愛する夫の全てを受け入れたのだった。


二度目のコトを終えたあと、いい加減食事行かなくてはと化粧直しをするべく洗面所に咲子は向かった。
(・・・・・しわになりやすい生地のスカートじゃなくてよかった;;)
鏡に向かい、おかしなところはないかとあちこちチェックをし・・・・・、絶句した。
「・・・・・;;」
スクウェアネックからのぞく白い胸元の赤いしるし。
よくよくながめると首のあたりにもひとつふたつ、あざのような「赤」がある。

「こーさんっ!」
洗面所からすたすたと歩き出し絋次の前に行くと、絋次はすでにさっぱりとした顔をしてベッドの端に悠然と座っていた。
「どうした」
「~~~~~~どうした、じゃないわよ。見えるところにつけないでって、いつもあれほど言ってるのに!」
言いながら、咲子は胸元の「赤」を指差す。
「おいしそうだったから、ついな」
まったく悪びれずに、にっと笑って絋次は答えた。
「ついって・・・・・・!もう、ばかっ」
そう言って絋次をたたき、咲子は先ほどはずされたスカーフを手に取ってあちこちに散っている赤いしるしを隠すように巻いて結び始めたのだった。


かなり遅れはしたものの、レストランで無事芙美を預かっていてくれていた毬たちと合流できたが、咲子はずっとほんのり赤い顔のままだった。
対する絋次はしれ~とした涼しい顔をしていたものだ。
佑介の複雑な視線を浴びつつも。
毬はただ、そんな3人の様子に苦笑するしかなかった。
2008.12.24
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