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翠嵐メンバーズ、それぞれのクリスマスをちょっと公開。

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都内大型書店@待ち合わせ

このみ「待ったかしら?」
翔子「ぜ~んぜん。このみ姫時間正確だしね」
このみ「翔子がルーズすぎるの。・・・・・でも今日は先に来てたのね」
翔子「家にいてもつまんないしさ。かあさんもとうさんもいないし、智志(さとし)も」
このみ「お母様たち、相変わらず?」
翔子「まあねえ。も、別にいいんだけどさ。・・・・このみ姫は?」
このみ「・・・・今日、お見合いだったのよ。もう最悪。翼(つばさ)と旭(あさひ)がいなかったら抜け出せなかったわ」

翔子の弟とこのみの弟ふたり(双子)は中学二年生。同じ男子校に通っている。

翔子「そっちも相変わらずだね(^^;)でも姉ちゃん思いの弟くんたちでよかったじゃない」
このみ「まあ、ね。・・・・・ところで今日つーさんは?」
翔子「日夏里の試合見に行くってさ」
このみ「あら。少しは目覚めたのかしら」
翔子「どーだろね(^^;)・・・・なんにせよ、今日はクリスマスだからいいんでない?」
このみ「・・・・そうね、クリスマスなのよね。女ふたりで過ごす(笑)」
翔子「あたしじゃ、ご不満?(笑)」
このみ「そんなことなくってよ。女ともだち、最高じゃない(^^)」
翔子「それはよかった♪・・・・・じゃ、ケーキ・バイキングへレッツゴー!」

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都内某イルミネーション付近@待ち合わせ

満実(・・・・・おかしくないかな、この服で)

今まで何度もふたりきりで出かけてはいたけど、これまではただの「友達」だった。
今日はいわゆる互いの気持ちを確かめ合い、「恋人同士」になってからの初デート。

満実(もう、来るかな。春彦くん。・・・・なんだか、逃げ出したい;;)
春彦「満実ちゃん?」
満実「え?春彦くん;;どこにいたの」

春彦はあそこと満実の立つ位置から数メートル離れた斜め前を指差す。

満実「ええ~。全然気が付かなかった(^^;)」
春彦「満実ちゃん、百面相してて、面白かった(笑)」
満実「おもしろいって・・・・・ひど~い。声かけてくれればいいのに;;」
春彦「うそうそ。・・・・・かわいかったよ」

と、春彦はにっこり。満実は真っ赤になった。

春彦「さ、行こうか。映画の時間に遅れちゃうし」

そう言って差し出された手をまじまじ満実は見つめてしまう。

春彦「満実ちゃん?」
満実「・・・・う・・・ん、そうだね」

とまどいつつも、その手を握った。

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大会@試合後

恵美「そんな落ち込まなくて、いいから」
朝葉「そうですよ。あれ、日夏里先輩のせいじゃないですよ」
日夏里「めぐちゃんも、朝葉ちゃんもありがと。でもやっぱり・・・・。せっかく朔耶先輩とか侑那子先輩ががんばってくれたから出場できたのに、申し訳なくて」
恵美「日夏里・・・・」
日夏里「しかもあたし副部長なのに、全然腕が伴わなくて、情けない」
朝葉「そんなことないですよ。日夏里先輩が練習熱心でがんばってるの、みんな知ってますから」
日夏里「・・・・・でも練習が実になってないんだもん。やんなっちゃうな」
恵美「日夏里は、タイミングが合ってないだけだよ?所作はずば抜けて綺麗で上手いんだからさ。・・・・って、あれ次子女史だ」
日夏里「ホントだ・・・・。どうしてかな。今日土御門さん出てないのに」

恵美が指差す先を見ると、会場の出口付近に次子が立っていた。
恵美と朝葉は顔を見合わせてうなづく。

恵美「日夏里の応援に来てくれたんじゃないの?仲いいんだし」
朝葉「そうですよ。・・・・わたしたちはわたしたちで帰りますから、日夏里先輩は晴田さんと一緒に」
日夏里「そういうわけにはいかないよ。・・・・反省会しなきゃ」
恵美「いい、いい、そんなの。もう、いつもノーテンキで明るいあんたのそんな顔見てらんないの!とっとと次子女史のとこ行きなさい」

そう言って、日夏里をぐいっと押す恵美。次子も日夏里たちに気が付いたようで、こっちに向かっていた。

日夏里「めぐちゃん、でも」
恵美「じれったい子ねえ~。今日はクリスマスでしょ。次子女史とらぶらぶしてきなさい(笑)」

そうこうしているうちに、次子がやってきて。

恵美「次子女史、この子頼むわね。じゃ、私たちはこれで」
朝葉「日夏里先輩、さようなら。・・・・晴田さんも」
日夏里「めぐちゃん、朝葉ちゃん・・・・」

会場のロビーも人が少なくなっていた。

日夏里「つーさん・・・。今日はどうして?」
次子「・・・・日夏里たちを撮りに来たんだけど」
日夏里「23日にそんなこと一言も言ってなかったよ?」
次子「確定してなかったから。・・・・・がんばったね」
日夏里「・・・・つーさん・・・・・・・・・」
次子「ばか、泣くな」

そう言って、自分の右肩に日夏里の額がつくような感じに引き寄せた。
そのまま右手で日夏里の頭をぽんぽんと二度三度かるくたたいて。

次子「あれは誰のせいでもない。だから・・・・泣かなくて、いい」
日夏里「でも。・・・・でも・・・・」
次子「ちゃんと、見てたよ。・・・・・・・明日、出かけよう」

ベスト16までに残らなかったので、翌日試合はないのだ。

日夏里「・・・・どこに?」
次子「どこでも。好きなところに」
日夏里「・・・・・う・・・・ん」
次子「じゃあ、決まり」

しばらく、日夏里の気持ちが落ち着くまで次子はそのままでいた。

日夏里「つーさん、ありがと」
次子「・・・・たいしたことじゃない」
日夏里「ううん、そんなことないよ。・・・・大好き。・・・・いつでも、ずっと」

泣き止んで、いつもの笑顔をむけていつもの言葉を言う日夏里。
次子にそくされて、やっと会場をあとにしだす。
小声で「ありがとう」と言った次子の言葉は日夏里には聞こえなかった。

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このみ姫と翔子は結構おうちが複雑です。
学校では明るくてそんなとこ見せませんが、いろいろ思うところはあるんですね。
弟くん同士が同い年で同じ学校に通っているのもあり、このふたりはこのふたりだけの結びつきがあったりします。

満実はクリスマスに初デートです。
ずっとどきどきしっぱなし。
春彦はもっと硬派な筈だったんですが・・・・・(^^;)おかしいなあ(爆)

日夏里はクリスマス・パーティで言っていたように、25日は弓道の試合。
この試合・・・・東日本大会は、東京都予選団体上位2チームが出られます。(男子女子それぞれ)
朔耶嬢と侑那子さん、がんばったようです。
でも3年生は翠嵐でももう引退で、本選では2年生1年生が中心。
がんばったけど、上位進出は出来なかったんですね。それを日夏里は自分のせいだと思っているわけです。(彼女の最後の一射が当たっていれば、可能性が高かったから)

ところで、つの字の行動はまるっきり「彼氏」ですねえ(笑)・・・・・70%くらい実話なんですが(^^;)
ほんっと、自覚ないんだな(爆)
2008.12.25 Thu l 雑談 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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