5月最初の更新が「あだると」(爆)

す、すみません;;
なんだか、今回も「濃ゆい」です。(爆)とっても「おとな~」な内容です。はい(大爆)

タイトルからもわかるかもしれませんが、「大事なことです・Step2」でこーさんが咲子を連れ去って(お持ち帰り?)しまった、その後のお話です(爆)

苦情は受け付けませんので、そーゆーのが苦手な方はお読みにならない方が賢明です(^^;)
大丈夫な方のみ、つづきをよむからどうぞ。



母屋の中に入った絋次は、自分達がこちらに泊まりに来た際にいつも使っている、少し奥まって離れた場所にある客間に向かった。
咲子は一週間の出張を終え今朝方帰ってきた絋次を、やち代にまかせて芙美と剣道の稽古があるからとこちらにに来てしまっていたから、今の状態はある程度仕方のないことだとは思っていた。
でもそうだからとはいえ、あんなあからさまにこれから何をするのかわかるよう佑介(と航)に言わなくてもいいのではないだろうかとも思う。
前を向いてすたすたと歩く絋次の横顔を、咲子は恨めしそうにじっと見つめていた。

目的の客間の前に来ると、絋次は咲子を抱えながら襖を開け、そして中に入ってすぐさま閉め、静かに畳の上に座った。

「あんな風に言わなくても」
絋次の膝の上に抱えられたままの状態の咲子。一応、抗議はしてみる。
「置いていったおまえが悪い」
にべもない。
「置いていったわけじゃ・・・・」
咲子はそれ以上言えなくなってしまった。
絋次が、欲望という名の情熱を瞳に宿し、自分をを見つめているから。
頬に手をそえ、顔を近づける。唇があと、数センチもない位置で絋次は止まり。
「同じだ。・・・・・覚悟しろよ」
言うが、咲子にくちづけた。



「そそられる」などと言った剣道着はあっという間に脱がされてしまった。
・・・・そもそも咲子が何を着ていようと絋次にはあまり関係ない。『咲子』であればいいのだった。

「道着の下はこれしかつけてないんだな・・・・」
今の咲子は上はいわゆるスポーツブラ、下は五分丈の黒のスパッツ姿で絋次の腕の中にいる。絋次はどこなくめずらしそうにまじまじと眺めていた。
「だって、汗かくし・・・・・」
剣道の道着は弓道のものと違い、かなり地が厚く、それでいて激しく動くので、冬場でも相当の汗をかく。4月ともなればなおさらだ。だからなるべく中には着ない。
男性の場合は、下着すらつけなかったりするのだった。
「弓道の時はもう少し着ていたと思うが」
咲子の顔が赤くなる。
大学生の頃ふたりで居残り練習をしていた際に、たった一度だけだが道場で「そういうこと」をしてしまった覚えがある。熱に浮かされたように。
絋次はその時のことを思い出して言っているのだろう。
「・・・・もう、降ろして」
ここに連れて来られる前に、かなりの稽古をしていた。休憩も取り、今は道着を脱がされてしまっているので汗も引きつつあるが、汗くさいことには変わらない。咲子としてはこんな汗をかいたままで絋次に抱かれたくなった。
「いやだね」
絋次は咲子の背中に腕をまわしぐっと自分に引き寄せ、ほんのりと薄桃色に色付いた胸元にくちづける。
「・・・あ、やだ・・・」
身をよじって抵抗してみるが、びくともしない。
肩紐が下ろされ、咲子の形のいい乳房があらわれる。
絋次はそのまま唇をはわせ桜色をしたいただきを口に含み、甘噛みをする。
「・・・んっ・・・・」
びくっと咲子のからだがしなると、その咲子の反応に絋次は満足気に笑う。
そのまま歯と舌で弄びながら片方の腕をはずし、内腿に這わせ始めた。そして付け根のあたりをゆっくりと撫でさすり中心を指でかるくつつくという動作を繰り返す。閉じようとする脚を押さえ布地の上からさらに刺激を与え続ける。
咲子の中でじんわりと熱が広がっていった。


「・・・んっ・・・」
絋次は咲子の秘めやかな場所に顔を埋め、舌と指で咲子を翻弄していた。
中指を唇にはさみ絋次によってもたらされる甘くて熱い愛撫に耐えながら、漏れる声を押し殺す。
「・・・・今この家には誰もいないぞ。声を殺さなくていい」
顔をあげ、そっとつぶやく。差し入れた指はそのまま咲子のなかで巧みに動かされていた。
咲子はいやいやと首を振る。
「かわいいよ。・・・・・・俺の、咲子・・・」
からだを引き上げて、耳元で熱く囁く。
「こー・・・・・さん・・・・」
伏せられていた咲子の瞳が開き、ふたりの視線が絡まる。
絋次は笑みを浮かべ、咲子の頬にそっと手を添え、誘うように少し開かれた紅色の唇にくちづけた。軽くふれて、角度を変えながらやがて深く貪る。
「・・・・っ・・・」
咲子の唇を捕らえながら、絋次は咲子の脚を押し広げ、己自身を咲子のなかに沈めさせた。
「いつもあたたかいな。・・・・おまえのなかは」
ほんの少し唇を離し、掠れた声で囁いた。その囁きすら、咲子には甘い刺激になってしまうのだ。
たがいの肌をふれあわせより深く繋がり、もっともっとと貪欲に絡めとりこむ激情の波。
咲子は絋次の背中に腕を回し引き寄せ。
「もっと・・・感じて。・・・・わたしを」
耳元で切なげに囁いた。
「咲子・・・・」
絋次の動きが激しくなる。
愛しあう者同士が過ごす、淫靡で濃密な時間が過ぎていった。



高みにのぼりともに果てたふたりは、畳の上に横たわっている。
暖かくなったとはいえ、まだ4月だ。とりあえず肌掛けのみその上に掛けていた。
咲子は絋次の少し汗ばんだたくましい胸に上半身をのせてまどろんでいる。絋次は片腕を手枕として頭を乗せ、咲子を見つめながら腰の辺りをつつつと指でなぞった。
「やだ、やめて;;」
咲子は身をよじってその指の動きを止めようと試みる。
「もう一回、といきたいところなんだが」
まったく止まらず、さらに不埒な動きをする。
「だめ。・・・・・稽古、そろそろ終わるもの・・・」
「お義母さんは野暮じゃないから、ほっといてくれると思うぞ」
「そういうことじゃなくて。・・・・あっ」
今度は背中をすっと撫で上げた。
「や・・・ん。・・・もう、やめて・・・」
「そんなかわいい声だされたら、よけいやめられないね」
くすりと笑う。咲子は潤む瞳でそんな絋次をにらみつけた。
「・・・・・ばか」
「ばかで結構」
嬉しそうに笑みを浮かべながら咲子のからだをゆったりと撫で回す絋次が、咲子にはなんだか憎らしかった。
咲子は手をついてすっと起き上がりその場に座った。掛けていた肌掛けがはらりと落ちた。

咲子の瑞々しい肢体が絋次の目にさらされる。
透き通るように白く、肌理細かい肌。ふっくらとしたふたつのまるみにツンと上を向く桜色のいただき。
きれいにくびれた腰のラインはこどもをひとり生んだとは思えないほどだ。
やわらかでなめらかな腹から視線を下げれば、淡い茂みに隠された秘めやかな場所にたどりつく。
いつもの咲子なら-----幾夜も肌を重ねておたがいにもう知らないところはないほどであるのに------自分の姿がすっかり見られてしまうような明るい中ではこんな風にすることはおよそなかった。
「咲子」
咲子を見つめながら、その名を呼ぶ。咲子は絋次のいらえに嫣然と微笑んだ。
ぞくりと絋次の背筋に電流に走った。


「あの日」から咲子は少し変わった、と絋次は思っていた。。
咲子が絋次に対して初めてのことをした、ホワイトディの夜から。

翌日の夕方頃にふたりは人形町の自宅に戻った。
出迎えたやち代は咲子の明るい艶やかな表情に満足気に微笑み、「・・・・これからも素直におなりよ」とだけ言った。なにもかもお見通しのやち代に、咲子はただただ赤くなってうなづくだけだった。
一方絋次は、耳を掴まれ「いつまでも甘えてんじゃあないよッ」と一喝されてからずるずると居間に連れて行かれて正座をさせられ、こんこんと絞られた。
咲子がその深くて広い愛情でもって何もかもを受け留めてしまうからといって、調子乗って甘えるな、というのだ。
絋次自身は咲子に甘えていると思ったことはないが(そもそも自分ではわからない)、それでも少しは考えさせられることもあり、素直にやち代の言うことをきいたのだった。
その日の夜はさすがに何もせず就寝し、翌日からまた残業の続く忙しい日々ではあったのだが、咲子が夜起きて待っていた日もあり、そういう日には絋次はいつものように咲子を求めた。
自分が与える様々な愛の動作に、恥らいながらも応えてくれる咲子。時にはみずから動き絋次を煽ったのだ。
------セックスはいわばからだでのコミュニケーションだ。
もちろん生殖行為ではあるけれど、それ以上に想い求め合うふたりが、より深く繋がりたいふれあいたいと、たがいに協力してこころとからだを解放するために行われるものなのだろう。


絋次は咲子から視線をはずせずにいた。無意識に手を伸ばし咲子の腕を捉え引き寄せようとしたが、押しとどめられた。
「・・・・もう一度はだめだから、これで・・・・」
そう言うとかがみこんでやさしくそれを握り、口に含んだ。
「・・・だから、それは、いいと・・・・」
あの日に、戸惑いながらも初めて咲子がしたこと。自分は特にそうして欲しいとは思ってないから、無理にしなくてもいいと告げたはずだ。
ただ、そこはこのあたたかさとたどたどしい舌使いを覚えていた。------いつもと違う感触も。
「・・・咲子。無理はするな・・・」
「無理してないわ」
咲子は顔をあげた。あげた顔はほんのりと朱に染まっている。だが。
「・・・・私がしてあげたいの。・・・あなたを・・・気持ちよくさせたいの。だから・・・」
絋次をしっかり見つめ、言った。
あの日とは違う咲子の瞳。咲子の瞳の奥にも情熱の炎が見えた。
「だから、大丈夫」
「咲子・・・・・・」
まだ戸惑いがちな絋次に。
「・・・・おイタしないで、おとなしくしてて」
官能を含ませて、悪戯っぽく微笑んだ。それはおとなの女の笑みだった。

・・・・いつの間にこんな。

その笑みに絋次の瞳が見開いた。
結婚してもまだどこか性的に奥手だった咲子が、熟してきたのだと絋次は悟った。
「・・・・おてやわらかに」
絋次がそう答えると、咲子は熱くそそりたつものをふたたびゆっくりと口に含んだのだった。


咲子の喉がゆっくりと上下した。
「咲子、おまえ・・・・」
絋次はなかば呆然と咲子を見ていた。
「・・・・おいしくないわね」
そんな絋次を苦笑いを浮かべながら咲子は見た。
「だから出せと・・・。いや、その前に俺が・・・・」
絋次は狼狽している。こんなことは初めてだった。
結婚してからはいっさい避妊はしていないので、いつだって絋次は咲子のなかに放っていたけれど、咲子が達するまではそうすることなく自身をコントロールしていた。それが、口でしてもらっただけなのに出来なかったのだ。

-------咲子と知り合う前。あの女(ひと)にしてもらった時でさえこんなことはなかったのに。

こらえ切れそうもないと思った時、絋次は咲子をそこから離そうとしたのだ。だが咲子はそのままですべてを受け、飲み下したのだった。
絋次は咲子の腕を掴み、引き寄せて抱き締めた。
「こーさん?」
「・・・・悪かった。そんなことまでさせるつもりはなかった・・・・」
まさかここまでのことをしてくれるとは思ってもいなかったのだ。
「わたしがしてあげるって言ったんだもの。いいのよ」
「咲子」
うまい言葉が出てこない。
だから抱き締めながら、髪や頬をやさしく撫でた。咲子は心地よさそうに絋次の厚くたくましい胸にからだを預けた。

しばらくして。
「・・・・次の時は」
絋次がぽつりと話し出す。
「・・・・おまえがまたしてくれるのなら、その時は」
「その時は?」
「・・・・・そんなこと、させないから」
そう言って咲子の唇をそっと親指で撫でた。そしてそのままくちづけようと顔を近づけたが。
「・・・・ダメ」
咲子の手が絋次の口を覆った。
「?」
絋次が目で問う。咲子は覆った手をゆっくりはずして。
「・・・・自分のなんて、知りたくないでしょ」
「!・・・・咲子」
「だから、ね」
静かに微笑む咲子。

なんて女だ。今、自分の腕の中にいる女は。

もう絋次は何も言わず、なかば強引にくちづけた。咲子は腕をつっぱらせるが、男の力に敵う筈がない。
それでも唇は開くまいときゅっと閉じていたが、絋次が上唇下唇を舌で舐めると、その官能的な動きに吐息が漏れ唇が開いた。すかさず舌を差し入れて咲子のを絡めとる。
「・・・・っ・・・」
息苦しさにさらに吐息が漏れる。
絋次は咲子の口中をくまなく探り、侵した。



「・・・・もう、ほんとにそろそろ服を着ないと・・・・」
うっとりと絋次の胸にもたれていた咲子は、気だるげにからだを起こした。

稽古も終わる頃であろうが、深川に行った栞もそろそろ戻るだろう。
いつも剣道の稽古の時は結婚前まで使っていた自分の部屋で娘の芙美とともに着替えていた。その部屋は栞の部屋と向かいなので、少し離れた一番奥の客間から自分と絋次が連れ立って歩いてくるところを見られたら、何をしていたかきっとわかってしまうと思う。
今の栞になら。・・・・恋人の佑介と身もこころも結ばれた栞になら。

絋次も起き上がり。
「また、夜に」
道着の紐を結んでいる咲子にちゅっとくちづけた。そして。
「・・・・やっぱり、自分のものよりおまえのをじっくり味わう方がいいからな」
なまめかしく笑い、人差し指と中指を立てて、つ・・・と舐めた。
一瞬の間があり、それから咲子の顔が一気に赤くなった。
「こ、こーさんのばかっ;;」


やはり絋次の方がまだまだ上手のようであった。


2009.05.06 / Top↑
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