• 2018_06
  • <<
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • >>
  • 2018_08

Cafe Chocolat Holic

オリジナルキャラによる小説専用ブログです。


スポンサーサイト

  1. --/--/--(--) --:--:--_
  2. スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


プリンセスのお相手は?

  1. 2009/10/08(木) 20:41:55_
  2. 短編小説
  3. _ tb:1
  4. _ comment:0
某ハーレ○インのようなタイトルになってしまったわ(爆)

・・・ええと、佑介くんと栞ちゃんらが日夏里の家に遊びに来てくれた際、佑介くんの飼い猫・ハクちゃんの携帯画像を見せてもらいました。
猫が大好きな日夏里は「会って、なでなでしたい♪」とラブコール。
栞ちゃん経由でOKをもらい、そのことで喜んでいると、すみれままがハクちゃんを、ヒメのお婿さんにどう?と言ったのです(^^;)
すっかりその気になった日夏里は・・・・・?

つづきをよむからどうぞ。
 


リビングのテーブルの上に、数冊のアルバムが広げられていた。

「どの写真がいいと思う?」
自分の横で悠然と寝ている、飼い猫のヒメにきく日夏里。ヒメはさほど関心もなく尻尾をぱたんと一回振っただけだった。
「ヒメったら~。ヒメのお婿さん候補に見せる写真なんだから、ばっちり綺麗に可愛く写ってるの選ばないとなんだよ?わかってる?」
そんなヒメの態度に、日夏里は不満の態だ。
・・・・ヒメにしてみれば、余計なお世話なのかもしれない。
「ひー、なにやってるんだ?」
夕食前だというのに、何か食べるものはないかと二階から降りてきた七星は、キッチンへ向かいがてら尋ねた。
「ん~、今度の週末にね、栞ちゃんちに行って土御門さんの飼い猫のハクちゃんに会わせてもらうの」
「・・・・あいつんちに行くんじゃなくてか」
「それはそうだよ。あたしは土御門さんの彼女じゃないんだから、おうちに直接は行かれないよ」
「フツー、そうだよな」
「そうそう。土御門さんがウチに来たのは、お母さんが強引に誘ったからだもん」
「おふくろの『イケメン好き』にも参っちまうよ。兄貴の親友の司さんもそれでしょっちゅう来させられてたしな」
とりあえず七星はバナナを見つけたらしく、それをかじりつつ苦笑いだ。
「あはは、そうだったね。司さん、元気かな」
にこっと日夏里の顔に笑みが浮ぶ。

上の兄・雪也の中学からの親友染矢 司(そめや つかさ)は、自分に妹がいなかったせいかとても日夏里を可愛がってくれたのだ。
「俺は、3人目の兄だからね」と、言ってたりもした。

「元気だと思うぜ。・・・・それより、なんでそんなアルバム広げてるんだよ。しかもヒメたちの」
橘家には、猫専用のアルバムがあるようだ。
「え?ハクちゃんにヒメの写真を見せるためだよ」
「・・・・猫に写真見せてどーすんだ」
呆れ顔の七星。確かに猫に写真を見せても、意味がないだろう。
「ハクちゃんにヒメのお婿さんになってもらおうと思ってるから、見せるの」
「ヒメの婿~?」
「そうだよ」
きっぱりと日夏里は言う。
だが。
「そりゃ、無理じゃねえか。やめといた方がいいぞ」
七星は難色を示す。
「どうして?ヒメはこんなに美猫なんだもん。きっとハクちゃんも気にいってくれると思うんだけどな」
「あいつんちの猫が気に入るとかじゃなくて、ヒメにその気がなさそうだろ?」
と、ちらりとヒメを見る。
「そうなの、ヒメ?」
首をかしげて、ヒメに尋ねる日夏里だ。

(ヒメは兄貴が好きなんだよ。兄貴のそばにいられりゃいいんだから)
ヒコやジュリは普通に自分に寄ってくるが、ヒメは七星のそばには滅多に来ない。そのうえ、「野蛮人は、嫌いよ」といわんばかりの態度も取る。
本当に、その名の通りヒメは「お姫さま」なのだ。

「でもね、出会いは大切だよ?だからやっぱり、写真は見せてみるね」
そう言ってにっこり笑って日夏里はヒメを撫でた。


「あ、そうだ。栞ちゃんが七にーちゃん憧れの「鬼姫」の娘さんだって気が付いた?」
なんとか3枚ほど写真を選び、日夏里はそれらをミニアルバムにしまう。
「気が付いたっつーか、ま、手合わせの後に知ったよ。なんでうちに来た時に言わねーんだか」
・・・・どうやら、4つほど房のついていたバナナをすべて平らげてしまったようだ。
「言えなかったんだよ(笑)・・・・でも七にーちゃんは、栞ちゃんはタイプじゃないよね」
「そうだな。可愛いとは思うが俺の好みじゃないことは確かだ。むしろ姉貴の方が・・・」
「え?お姉さんにも会ったの?」
日夏里の瞳が見開く。
「ああ。鬼姫によく似た、勝気そうなすっげえ美人だった。しかも色っぽいときてなあ」
「うわ;;まさに七にーちゃんの超好みのタイプ;;」
「・・・・なんで、思わず口説いちまって;;」
「七にーちゃ~ん;;お姉さん、既婚者だよ?」
呆れる日夏里。
「んなこと、頭になかったんだよ;;・・・・・・ああ、いいオンナだったな」
と、ぽやぽやとその『いいオンナ』の咲子のことを七星は思い出すのだった。
「もう、しょうがないな~(^^;)でも、あたしも会えるの楽しみだな♪きれいなおねーさん大好きだもん」
すみれが「イケメン好き」なら、日夏里は美人にすごく弱い(爆)
・・・・もちろん、性格も伴って、であるが。


目的は、佑介の飼い猫・ハクに会うことの筈。
どうやら、それだけではすまなくなりそうで。

一体、なにが起きるやら。
テーマ : ショートショート    ジャンル : 小説・文学

<<温泉に行こう 前編 | BLOG TOP | この手に、もう一度>>

comment

 
 管理者にだけ表示を許可する
 

trackback

白猫狂想曲・前編

  1. 2009/10/12(月) 13:05:59 |
  2. 佑遊草子
「白猫狂想曲」、本編です。 またまた、前後編になりそうな感じのお話になりました(^_^;)。 日夏里ちゃんがうちのハクに会いたいと言ってく...



プロフィール

葉桐瑞穂

Author:葉桐瑞穂

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

« 2018 07  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。