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今日は栞ちゃんの誕生日でございます。

昨日突発で降ってきたのは、とっても短いモノローグ。
ちょっとだけ「未来」のこと。

つづきを読むからどうぞ。




19日追記
よもぎさん他かつてのイケメン高校生のみなみなさま、拍手とお祝いの言葉をありがとうございます(^^)


大学二年、二十歳(はたち)の春にプロポーズをした。

ずっと、命果てるまでそばにいて欲しいと。

それから二年。
大学卒業の年の誕生日が土曜日であったから、決めてしまった。
この日に、と。


6月。水無月、風待月。
週の初めに梅雨に入り、しとしと雨がそぼふる日々だった。

「明日、晴れるかな」
空を覆う、どんよりとした雲を眺め栞が隣でつぶやいた。
「・・・・・晴れるといいな」
栞の肩を抱き、俺も空を見上げた。
天気ばかりはどうにもならない。明日の予報は、いまのところ「雨」。
小さなてるてる坊主を軒下につるし、ささやかに祈るしかなかった。


「佑!起きなさい。・・・・今日は一世一代の大事な日でしょ!」
おふくろの声と同時にカーテンが開けられる音がした。
「・・・・・晴れ、てる・・・・・?」
窓越しに入ってきたのは、夏至前のすでに高くのぼりつつある太陽の光。
眩しくて、ゆっくりと瞳を開いた。
「朝からいいお天気よ。良かったわね、晴れて」
起き上がった俺におふくろがにこりと笑って言う。
昨日の眠る前に見た天気予報では、今日も一日雨だった。

・・・・晴れにしてくれたんだろうか、彼の人が。

ふと思ってしまった。


その後は、なにやらぱたぱたとしているうちに時間が過ぎて。
気がついたら、祭壇の前に立っていた。

もうすぐ扉が開いて、栞が入ってくる。
永遠(とわ)に、と誓い合う儀式のために。

俺は、深呼吸をひとつした。








2010.06.18 / Top↑
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